https://www.akg.com/Microphones/Condenser%20Microphones/C214.html? |
今回は色んなサイトでコンデンサーマイクのおすすめ1位にもなっているAKG C214 だ。
こちらはギター録音、ベース録音、ボーカル録音に全部で20曲ほど使用した。
このC214は長い期間愛用していたが、長らく友人からの借り物だった為、現在は残念ながら手元から離れてしまっている。
コンデンサーマイクのおすすめ【AKG C214をボーカル録音に使用したレビュー】
音質:
https://www.akg.com/Microphones/Condenser%20Microphones/C214.html? |
上位機種のC414 XLIIと同じダイアフラム1枚を使っているよう。
個人的な感想を一言で言うと派手な音質だと思う。
フラットといえばフラットだが高音域に特徴がある感じ。
例えばボーカル録音をした場合、
高音域の特徴がブレスの音やボーカルの声に混じってなんとなく奥の方でシャリシャリと鳴っているような印象が残る。
人によってはこのシャリシャリ感が耳につくかもしれない。
逆に全く気に入らない人にとっては元々明瞭感があるマイクなので
このマイクで録った時の声の質感がこのマイクのアジとなってくれると思う。
自分の経験では、その日の声の調子や録音の際のポップガードの角度によって、
この高音部分にかかるザラつきがコンプレッサー等をかけた事により増幅されすぎる事があった。
そこで、どうしても気になる場合はEQなどで後から調節するようにしていた。
ギターやベースの録音の場合、
マイクとの距離を色々と試しながらキャビネットとの距離は長めで
どちらかというと空気感を録るような用途で使った。
このマイクのシャリシャリ感が良い歪み感を与えてくれるのかロックやヘビーなサウンド、
またアコースティックギター等との相性も良いと思う。
マイクの左右には、
6db以上の160hrz以下をカットしてくれるローカットフィルターのスイッチと、
-20dbにしてくれるパッドのスイッチが付いている。
個人的にはこのローカットフィルターは使わずに後からEQで調節するようにしていた。
ローカットフィルターをONにして録音するとどうも低音に物足りなさを感じ、
全体的に薄っぺらくなったような気がした。
付属品:
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上記のプラスチック製のショックマウントが付属していた。
これは特に何事もなく快適に使えた。
強いて言えばショックマウントに金属部分が全くないため、
下記のような磁石でポップガードだけを接続するものを使う場合は付属品が必要なことだろうか。
普段使用しているポップフィルター:
https://aspenandassoc.com/product/pop-filter-pfm-plus/ |
https://aspenandassoc.com/product/pop-filter-pfm-plus/ |
まとめ:
全体的に明瞭感があり高音域に特徴がある。
用途や好みによって高音域のシャリシャリした感じが気になる人も居るかもしれない。
プラスチック製のショックマウントが付属。
僕は基本的にこのマイクに満足していたので、今も所持していれば普通に使い続けていたと思う。
同じクラスのコンデンサーマイクで他のメーカだと Blue や audio technica もあるので機会があれば参考にしてみたい。
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